ベトナム診療記~その3
2日目。前日と同じ小学校。月曜日で授業があったので、校長室を使わせてもらった。前日よりもかなり涼しく快適だった。毎回感心することだが、生徒たちがとてもおりこうなこと。中休みにわいわいと校庭で遊んでいた子が授業開始の太鼓が鳴ると一目散に教室に戻り、真剣に先生の話に聞き入っている。授業の時間を少しいただいて、家内がベトナム語で口腔衛生指導をした。ベトナムの通訳ボランティアの学生さんから発音がきれいと褒められ、自身を持ったようだ。子供たちは神妙に聞き入っていた。
さて子供たちの口の中は、相変わらず虫歯が多い。ただ以前のようにとにかく抜いて欲しいという親は減り、できれば詰めて欲しいと希望する親が増えた。抜歯はいやなので詰めて欲しいと言う子が多くなった。そろそろ治療方針の変換をすべき時期かも知れない。診療の終わった後、先生からカルテの説明を求められた。歯の萌出、虫歯の状態、治療方針などを説明したが、どこまで理解してもらえたかは定かでない。検診した生徒のカルテを全部コピーしていたので、口腔衛生の啓蒙に役立ててもらえることを期待する。(終)